IELTS ってなに?③ ライティング編
こんにちは。尾崎です。
夏休み少しお休み頂いて海外に行くのですが
目標は
スカイダイビングする
火山で目玉焼きつくる、食う
コモドドラゴンと戯れる
です。
他にもこんなんしてほしいってあったらおしえてください!
今回はIELTS最難関とも言われている(僕が勝手に言ってます)ライティングについてです!
ライティングはかなり複雑なので2回に分けて投稿します。
てことで今回はライティングテストの概要と2つのタスクのうちの1つ目について書きます。
1 ライティングってなにするの?
ライティングはリーディングと同様、アカデミックモジュール(大学の入学審査などでの考慮対象)とジェネラルモジュール(海外移住の際の審査対象)に分かれています。
○2つのモジュールの共通点
どちらも2つのタスクで構成されており、タスク2に関しては同じ問題となっています。
そして制限時間はどちらも1時間です。
2 アカデミックモジュール
① タスク1ってなにについて書くの?
タスク1では表、グラフ、テーブル、マップ、ダイアグラムなどの描写を求められます。
こんな感じ。
IELTS writing task1 でググればこんなのがたくさん出てきます。
②採点基準は?
採点基準は
Task Achievement
Coherence and cohesion
Lexical Resource
Grammar Range & Accuracy
の4つから構成されます。
また最低語数は150語でそれを下回ると減点されます。
では1つずつ紹介していきます。
Task Achievement
いかに問題に対して関連性のある答えを提供できているかがここで見られます。
例えば先ほど挙げた2つの例のうちの2つ目。
問題はグラフの特徴を選択しての要約、そして関連性のあるところでの比較を求めています。
それに対してただただ自分の私見を書いたり、上手くまとめられていなかったりするとスコアが落ちます。
このタスクでは私見を書いてはいけません。ただグラフにある情報を選択してそれを文にまとめるだけです。
またこのタスクではOverall(総括)のパラグラフを書くことが必須です。これがないと自動的に5がつきます。また基本的にどの問題でも4〜5つのパラグラフでおさめることが理想とされています。
Introduction
body( consists of two paragraphs)
overall
こんな形が理想とされています。
Coherence and cohesion
いかにロジカルで文章がまとめられているかを評価されます。
個人的にはこれがかなり難しいのですが対策としてエッセイを書き始める前にどの特徴を書くべきか、どのようにパラグラフを組み立てるかを考えてから書くことをお勧めします。
例えばこのテーブルチャート。
歳入、支出額はほぼ同じで歳入はdonated foodがそして支出はprogram services がほとんどを占めていることがわかります。また歳入に関してはcommunity contribution が10パーセントほどを占めています。
その他、歳入には4つの収入源があり(書くのめんどくさいので省略)それぞれが0.2〜2.2%を占めています。また支出に関しては2つの流出源があり1つはfundraising、もう1つはmanagement and general です。
これでボディとなる2つのパラグラフが構成できると思います。あくまでスコア7人間の意見です。
Lexical Resource
簡単にいうとボキャブラです。ただ語彙力だけが評価されるのではなく、いかに正確に単語が使われているか。そして表現の幅の広さが求められます。
例えばバーチャートなどの上昇を表現したいとき
It is clear from the chart that there is a slight increase in the number of... というところを
A humble rise can be seen in the number of...
と言い換えることができます。
つまりいかにフレキシブルに文を構成できるか、繰り返しを避けられるかというところが重要になります。
ちなみに下降を表現する名詞には
fall, decrease, drop, plunge などがあります。
Grammar Range & Accuracy
ここでは文字通りいかに文法が正確か、そして使いこなせているかを見られます。
関係代名詞や現在、過去分詞、Noun phrases、副詞などを上手く使えるとハイスコアを狙えます。
3 ジェネラルモジュール
ごめんなさい。ぶっちゃけ全く見たことがないのでわかりません。
ただボスに対しての手紙や、友達に対しての手紙を書かされたりするようです。つまりカジュアルかフォーマルかを判断して文章を構成する必要がありそうですね。
というわけで今回はライティングタスク1について書かせていただきました。
次回はタスク2を紹介できたらと思います!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
IELTS ってなに?②リーディング編
こんにちは。美味しいご飯が食べたいです。京都で美味しいレストラン教えてください。
前回はIELTS全体について書きましたが今回はもっと具体的にリーディングパートについての紹介をしたいと思います。
1 リーディングテストってどんなん?
まずリーディングテストはアカデミックモジュール(大学の入学審査などでの考慮対象)とジェネラルモジュール(海外移住の際の審査対象)に分かれています。
そしてそれぞれテスト内容が異なりますがぼくはアカデミックしか見たことがないのでアカデミックについて書きます。
ちなみに一般的にアカデミックの方が難しいと言われています。
このセクションは3つのアカデミックな内容のパッセージから構成されており各パッセージごとに13〜14問の問題、そして計40問のテストです。制限時間は1時間です。
パッセージの内容としては本当に様々で
イヌイットの人の気候観測の話や、世界の交通機関と話、辞書の歴史などがテーマになります。
僕が受けた時は世界の火山について、とかでした。
問題形式も多様で
パラグラフ毎に選択肢から最適な題名を選ばせる問題。
要約された文章の中の穴埋め問題。
質問がtrueかfalseかnot givenかを問う問題。
などが主流です。
こんな感じ。
2 バンドスコアは??
他にも色々なデータがありますが大体こんな感じだとおもいます。
28問正解なら6.5点、35問正解なら8.0点がつくといった感じですね。
3 どうやって勉強すればいいのか?
勉強方法は本当に個人によりますが、IELTSのreadingに関してはいえるのは
文法とか語彙力というより「読解力」がミソになってくるのいうことです。
まず僕がしたことは 本をとにかく読むということ。
意識したことは2つ。
1 とにかく速読をする。
2 知らない単語はスキップして文脈から推測する。
3過去問を解いて問題の形式に慣れる。
これさえできれば本当に後は慣れだとおもいます。(かなりトリッキーな問題が多い)
もちろん文法的な知識や単語力も重要ですがいかに上手く文を読んで理解できるかが高得点への鍵になるとおもいます。
僕の友達でリーディング9取ってたスイス人は
問題からキーワードを探しそれをパッセージ内で見つけ答えを探し出すという方法で高得点を叩き出していました。
つまり本当に個人によるのですが、1つの方法として伝えることができればと思います。
次は最大の難関ライティングについて書きます。
読んでいただきありがとうございました。
IELTS って知ってる??
こんにちは。テスト期間なのに普段より勉強していない尾崎俊介です。
今回はIELTS というものについて紹介してみたいと思います。
1 そもそもIELTS とは、、?
IELTSというのは International English Language Testing System と頭文字をとったもので世界的に知名度の高い英語試験となっております。そして知名度、信憑性と高さも評価され世界各地での大学入学試験やその他公的機関、もしくは移民申請をしたいときにIELTS のスコアを申請することができます。
得点はReading, Listening, Writing, Speaking それぞれのセクションで0〜9点の間の0.5点間隔で評価され、それぞれのスコアをまとめてOverall scoreとして0〜9の間で最終的な評価が下されます。
僕のいま現時点でのスコアは
Reading 8.5
Listening 7.5
Writing 7.0
Speaking 7.0
Overall 7.5
となっています。
もう少しアウトプットの方を頑張らないとですね。。
2 難易度、他のテストとの比較は?
こちらの表が割と正確だと思えます。
ほとんどの海外大学院留学に必要とされるスコアが6.5
少しレベルの高い大学院では7.0
トップレベルで7.5
くらいが最低条件として要求されます。
難しさは本当に人によってちがうと思います。
僕はTOEICとIELTSしか受けたことがないのですがTOEICの方が明らかに簡単でした。
TOEFL との比較に関してはspeakingにおいてTOEFLはコンピュータと会話しないといけないということもありIELTS よりも若干難しいという声をよく聞きます。
3 TOEIC大国日本でIELTS を受ける意味は?
これ重要です。
めっちゃ個人的な意見ですがTOEICはかなり鼻くそです。理由はかなり簡単であまり実用的でもないから。文法の構造知ってたら解ける問題が多いしリスニングだってそれぞれの会話文が短い。そしてスピーキングライティングがない。(正確にはあるけど受けている人は少ない。2015年一年で26300人)←これはTOEIC R&Lの一月分の受験者人数を大きく下回ります。そして受験者人数の少なさは評価の際の基準の測定の難しさを意味します。
そして学生を採用する側もそれに気づいてきています。本当にTOEIC 高得点保持者が英語運用能力のある人間なのか。もしかしたらただTOEIC対策をして得点をとったひとなのではないか。
そこで最近JICAなどを始めとした公的機関、企業から注目されているのがIELTS とTOEFLです。内容はビジネスから少しずれるものの難易度の高さ、知名度、そしてSpeaking, Writing のスコアも明らかになるということから採用の際に考慮されるポイントになっています。
しかも!!他の学生とも差別化できちゃいます。日本で受けている人は少ないです。(海外はめっちゃ多い)それはつまり、TOEICで他の人と似たスコアをとるよりIELTS で似たような点を取った方が注目を浴びる可能性が高まるということを意味します。
今回はあくまで就活にむけた学生記事となっていますがもちろん海外大学留学、移民を考えている人にとってはスーパー大切なテストです。
受験費はかなり高いですが受ける価値はめっちゃありだと思います。ぜひトライしましょう!
今回は大まかなところを書きましたが
次回からはそれぞれのセクションごとに詳しく解説していきたいと思います。